2018年7月31日

お知らせ 7月13日島根県邑南町「未来を創る再生可能エネルギー」出前授業

7月13日,

日本サステイナブルコミュニティ協会に加盟するシン・エナジー株式会社が勉強会を開催

島根県邑智郡邑南町日貫小学校で
サステイナブルコミュニティ勉強会を開催


「未来を創る再生可能エネルギー」という
 テーマで出前授業を行いました。


 日本サステイナブルコミュニティ協会(略称JSC-A)に加盟するシン・エナジー株式会社は7月13日(金)、島根県邑智郡邑南町にある日貫(ひぬい)小学校を訪れ、「未来を創る再生可能エネルギー」というテーマで出前授業を行いました。

 同校は1年生から6年生まで全部で13人という山間の小さな小学校で、数年前から理科と社会科で未利用木材など身近な再生可能エネルギーについて学習を重ねてきました。

 今回の出前授業のきっかけは同社が今年始めに小学生を対象に募集した「持続可能なまちコンテスト/絵画部門」に4人の生徒さんが応募してくれたことです。しかも「日貫には木や竹や太陽や川がいっぱいあるけど、今は使っていません。それはもったいない!」といった思いをつづった手紙を4人がつけてくれました。

 同日の授業はまず「エネルギーの歴史」という5分間ほどの動画で人類が火を使い始めた時から、化石燃料を使いすぎて地球規模の気候変動を起こしてしまった最近の環境問題までの流れを学びました。

島根県日貫小再エネ特別授業島根県日貫小再エネ特別授業
島根県日貫小再エネ特別授業島根県日貫小再エネ特別授業

 先生役の乾正博シン・エナジー社長(JSC-A副代表理事)は、①鎖国をしていた江戸時代末までのエネルギーは自給自足だった②植林政策もあって現在の日本は世界有数の森林大国で、この再生可能資源を使えばたくさんの化石燃料を海外から買って来なくてもよくなる――ことを黒板などを使って説明しました。

 また地域に小さな発電所を作ると林業や農業で雇用が増え、電気料金や燃料代も外部に流出しなくなることを、模擬紙幣を使って体感するゲームを実施しました。

 JSC-Aでは年に1~2回、東京で総会、シンポジウムを開催するほか、持続できる地域づくりに取り組む自治体や企業、団体を応援するため、地域に出向く「出張勉強会」の実施を計画しています。今回の小学校のような例には会員企業も個々に対応し、次代を担う人材育成のお手伝いをします。

島根県日貫小再エネ特別授業レポート

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